愴
今まで何度か使用してきた言葉ですが「自然発生」ではありません。
この記事を目にした時、どうして、どうして・・・の繰り返し。
猛暑が続く日々、箱の中で、閉ざされたシャッターの中で生き続けた犬達。
知って下さい、一人でも多くの人に。人間のしている事を。

『新たな多頭飼い現場』 『箱の中で生きる犬達』 『痩せた犬達、、、』
『一番悲惨な、、、』 『シャッターの中の犬達』 『箱のなかの犬』
数年前から、今回の様な記事をUPしていません。理由は・・・たくさんあります。
私自身の体調、経済的な事、母の介護等。他にも思うところが多々有り控えていました。
どこの団体にも所属しておりませんし、特定の団体への支援もしておりません。
が決して無関心になった訳では有りません。色々な記事を目にする度、心が痛みます。
私はどちらかと言うと現場主義でした。偉そうに聞こえますが
「自分の目で見る」「自分の耳で聞く」事しか文章で表現出来きない不器用者です。
ご存知の方も多いと思いますが、ピースハウスの出来事。ショックでした。
私もタオル等、数度支援物資を送らせて頂きました。真実は分かりません。
そんな中で今回の香川の多頭飼育SOSを知りました。
ボランティアさん達の努力でかなり改善されている様ですね。
そして又新たな現場。香川第二現場の記事を拝見しました。目を疑いました。
四国。神戸から行けない距離ではありません。今、現状が可能なら行っていると思います。
この目でしっかり見て、この耳で犬達の声を聞いているでしょう。
それが許されない今、記事にする事に抵抗がありましたが今回だけは黙っておれず・・・。
「ペット里親」さんのご了解を得て記事にさせて頂きました。

ボランティアさんの努力で少しづつ改善されていっていますが、まだまだこれからが大変な状況だと思います。今はどうして、こうなったかと原因を追究するより 犬達の命を繋げる事が優先されます。現地までボランティアに行く事が可能な方がいらっしゃいましたら犬達の為に力を貸して上げて頂けませんか。きっと力仕事もあると思います。
若い方の力、夏休みに入る大学生の方達の目にも留まればと思います。



又 逢おうね・・・
慣れもあるのでしょうが、公園で会ういつもの顔ぶれのワンコ達には吠えません。
一緒に遊ぶと言う事は出来ませんが・・・。
お友達の中に4匹のゴールデンがいます。この子達にも一切吠えないブーマです。
17日、パパさんと一緒に来ていたゴールデンのうちの1匹が元気にボールを追いかけたり、
お友達とじゃれあったりして遊んでいました。
そしてパパさんの傍に歩み寄りそのまま倒れてしまったそうです。
パパさんがその場で心臓マッサージを。一瞬、目を開けたそうですが・・・。
急いで運び込んだ病院。必死の治療の甲斐無く旅立ちました。
お花を持ってお別れに行ってきました。
あまりにも急な事だったので信じられないよ、と涙されていたママさん。
でも、一番戸惑っているのは本人じゃないかなってママさんとお話しをしてきました。
あの日 公園でいつもの様に走り、オヤツを貰って大好きなパパさんが居て・・・。
大型犬特有の大らかな優しさのある、甘えっこのワンコでした。

又、逢おうね Champ・・・。
声、とどけ

昨年12月に山道にて保護されたミニピンのリンちゃん。
寒かったね。 寂しかったね。 怖かったね。 オナカ、空いてたよね・・・。
細い身体でよく頑張ったリンちゃん。山道で見つけられ抱かれた時、何を思ったのかな。
声帯カットされ、意志を伝える事さえ奪われてしまった悲しい過去。
自分の思いを十分に伝えられなくて悔しいね。
でも今は 「 リンちゃん なぁに? 」って聞いてくれるよ。
可愛い丸い目で話してごらん、きっと想いは伝わるから。
今、預かりママさんが、リンちゃんの声を必死で聞いています。
リンちゃんにとって、今までに無い幸せで暖かな時間でしょう。
でもね、本当のリンちゃんだけの家族がどこかで必ず待っているよ。

リンちゃんをよく理解して頂き、愛を分けて頂ける里親さまを募集しています。
リンちゃんの可愛い日々が綴られています。
どうか、リンちゃんを家族の一員として迎えて下さる方と巡り会えます様に・・・。
夢

夢をみるのだろうか。みる事ができるのなら、どんな夢をみているのだろう。
神戸市のワン達。
猛暑の中、体中の痒みと戦いながらひと時の睡眠。どんな夢をみていたのだろう。
涼しい場所で痒みを感じる事なく優しく人に抱かれる夢だろうか。
和泉のワン達・・・
抗生物質過剰投薬で死んでいった子、殺処分された子。
みんなその朝、まだ夢の中にいたかも知れない。
命を奪おうとする人間の非道を知らずにどんな夢をみていたのだろう。
いつか広い広い場所、青空の下で走り回る事を夢みただろうか。
そして最終処分所で 「その日」 を待つワン達。
今まで一緒に暮らしてきた家族の夢をみているのだろうか。
待っても迎えに来ない家族の夢を。
命を守る事、助ける事、限りなく困難な気さえする。
知られていないワン達の地獄が無数にあるのだろう。
だから目の前のワン達が生き抜く事に少しでも力になれたら・・・。
山梨で放映された 「小林さんと140頭の犬」 を観せて頂く。
そこには、たくさんの命と夢があった。そして命と夢を懸命に守る人。
暖かな夢をみれる様に・・・ 「a wish !」 さんの扉を開けてみて頂けませんか?
a wish !
山梨のワン達の事を心から応援され努力されています。どうか宜しくお願い致します。

どんな夢みてるの??
命
あなた達にとって美味しい餌が又まかれたね。
ハイエナの様に群がって餌を弄びながらよだれを流し食い散らかしている。
得意気に餌を捕った自分に酔いしれて・・・。
流れた時間をまるで1秒も狂う事なくそこで過ごしたかの様に、自分の目で確かめたかの様に。
嬉々として群がるあなた達に憎しみを覚える。
旅立つ前日、偶然に会えたね。前足にそっと触れて「生きてね、生きるんだよ」と声をかけた時
身体が辛いだろうに、優しい優しい目をしていたね。
それがあなたの、あなたを愛した人達への思いだと感じているよ。
話しが出来ない分、目は正直だからね。
その優しい目で見守って上げてね。あなたを愛した人達を。
どうか安らかに・・・
2006年12月31日
そして途中からアーク・エンジェルズの事で埋め尽くされる事が多くなった。
5月30日始めてアーク・エンジェルズの事をこのブログに書き込んだ。
8月30日始めてアーク・エンジェルズへ行く。そこで初めて処分所からレスキューされたワン達に出会う。「最終処分所」肌で感じた瞬間だった。殺されるはずのワン達が目の前で生きている。甘えてくる。いたずらをしてる。私の中の何かが大きく変わった
1日だったかも知れない。そしてレスキューの意味をアーク・エンジェルズに教えて貰った。生きているワン達を目の前にして。9月6日再びワン達に会いに行く。始めて会う私に抱かれて安心するワン。人間に裏切られ飼育放棄されたのに何故?どうして、そんなに安心して私に抱かれるのか。私も同じ人間だよ。悲しかった。そして、その日初めて知った言葉『餓死箱』。今まで感じた事の無い怒りを覚えた。
9月19日大型レスキューがあると代表から聞く。この時は広島という事は知らなかった。そして後日起こる大変な事など想像もしていなかった。とにかく大変なレスキューになると言う事だけを伺う。9月22日・9月23日レスキューが開始されてから初めて事務所へ。そして広島からレスキューされた子達に初めて会う。人間、言葉が出ない…という事があるが、まさにその時がそうだった。言葉が出なかった。どんな虐待飼育をすれば、こんな状態になるのか。よく生きていてくれた。生き抜いてくれたとそれだけしか頭に浮かばなかった。そして代表から初めて場所・この子達のレスキュー等、詳細を伺った。まだアーク・エンジェルズが広島に入る前の事である。
9月25日